宿泊施設が足りない
分譲マンションのキングマンションで知られている阪神住建が2017年に開業したのがホテルコード心斎橋です。阪神住建はアミューズメント事業のスパワールド内に既にホテル事業を展開していましたが、なぜ新しくホテル事業を始めるに至ったのでしょうか。
その背景は訪日外国人旅行客が増えたことといわれています。東京オリンピックも控えているので、これからも世界各国から旅行客が訪れるでしょう。そこで指摘されているのが都心部でのホテル不足です。来日する観光客が増えても宿泊施設がなければ宿泊費は高騰し、観光客が利用しにくくなってしまうでしょう。
阪神住建は宿泊施設を増やそうと、単独でホテル事業を展開することにしたようです。阪神住建で既に展開中のホテル事業と不動産開発事業で培った経験や、ノウハウを活かしたサービスを提供しているとのことです。
観光に便利な立地
ホテルコード心斎橋は地下鉄心斎橋駅から徒歩3分という、観光に便利な場所にあります。阪神住建のホテル事業展開のきっかけが外国人観光客の増加に対応するということから、観光地に近いことはコンセプト通りといえるでしょう。
阪神住建がプロデュースしているスパワールドへは心斎橋駅から動物園前駅まで地下鉄での移動も含めおよそ10分で到着します。阪神住建のスパワールドのすぐそばには新世界があり、その中にはビリケンで有名な通天閣があります。ホテルコード心斎橋は新世界で大阪グルメを味わうにも適した立地ではないでしょうか。
ホテルコード心斎橋から徒歩2分の位置に心斎橋筋商店街、徒歩5分の位置にアメリカ村があり、より大阪らしい雰囲気を楽しむのであれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
嬉しいサービス
観光地へのアクセスが便利なのはもちろん、ホテルのサービスも充実しているようです。
例を挙げるとレディースルームが特別に用意されていることでしょう。レディースルームはエレベーターセキュリティを取り入れたカードキーを持っている人だけが使える客室です。内装は限定のおしゃれな仕様で、スキンケア用品が入っているアメニティグッズのレディースセットや、エステロワイエのシャンプー類、髪と地肌にやさしいナノイーヘアドライヤーが常備されているとのことです。女性のみの専用サービスなので夫婦やカップルでの利用はできないようですが、女性同士の旅行などに喜ばれるのではないでしょうか。
その他にも無料朝食サービス、コンセント付きベッドサイド、シモンズベッド、ナノイー発生装置など、ビジネスホテルでも宿泊客が快適に過ごせる設備やサービスを提供しているとのことです。
分譲マンション開発やスパワールドで経験を重ねてきた阪神住建ならではのビジネスホテルですので、大阪観光をする際は利用してみてはいかがでしょうか。